先月から、母が入院している。
病院内にある談話室、いろいろな本が置いてある。
「世界童話文学全集 講談社」(昭和30年代発行)の本が何冊かあって吃驚。私以外の人は、たぶん手に取ろうとすらしないだろうな。
全18巻のうちの、5冊が置いてある。とりあえず、短編から読んでいくことにした。
面会を終えた後に、少しずつ読んでいた。
しかし、最近、病院に「面会制限」が出された。正当な理由がない場合、原則として面会不可となる。
住んでいる県でインフルエンザ警報が発令されたことを受けて、出されたものらしい。
正当な理由がある場合も、「手指消毒をしマスク着用の上で、面会前に看護師に申し出て許可を得る」ことが必要となる。
制限が出されてからは、それらの本を読みづらい。残念。
それらの中に『8 フランス童話集』がある。ラ・フォンテーヌの作品も3編収録されている。
『おおかみといぬ』『かしの木とあし』『かいめんをつんだろばとしおをつんだろば』だ。
この3編以外は読んだことがないのだが、これらの作品、作風がはてなハイクのお題「打ち切り童話」っぽい(と私は思う)。