うちの犬が逝ってしまった。
3日前に「移行上皮癌」(膀胱癌の一種)と診断されたばかりだった。泌尿器系の病気は初めてだった。
11/1犬の日の時点では、まだ散歩をする余裕があった。
3日前までは食欲旺盛だった。犬用チーズをうまそうに食べていた。
犬(特に高齢犬)を飼っている人や身近な人にお願いです。
1.「トイレが近くなったのは、歳を取ったからだろう。」と決めつけないで、受診させてください。膀胱炎を何度か繰り返している犬の場合、定期的に検査をしたほうがいいそうです。診察の際には、超音波検査(エコー)もしてください。「医師が膀胱炎と決めつけて超音波検査をせず、腫瘍や結石が見逃された」という声も、ネット上にありました。
2.人間用の味付けがしてあるものは、犬には与えないでください。塩分や糖分や脂肪分が、犬にとっては多すぎます。人間用のハムやソーセージなどや練り製品も、同様の理由で与えないでください。うちでは私以外は、「ほんのちょっとだから、いいでしょ」とか「犬だって人間と同じものを食べたいよね」という調子でたくさん食べさせていました。家族の友人までが同調していました。ここ数年は、「異常食欲という行動に出ている、認知症の母」がうちの犬にたくさん食べさせていました。「ベビー用品の、ドア・引き出しロック」を冷蔵庫に取り付けたのですが、遅すぎました。
ブレーキをかけられなかった自分がふがいない。その思いでいっぱいです。
移行上皮癌は、専門機関による病理検査でも診断が難しいらしい。「『確定的な腫瘍細胞』が見つからないが、癌だった」ということもよくあるらしい。
うちの犬も、10月上旬と11/6提出資料で、その状態だった。
9月上旬の段階でもきちんとした検査や診察をしてくださった、獣医師やスタッフさんに感謝しています。
愛犬よ、もう、痛くも苦しくもないね。ゆっくりお休み。