7/30のほぼ同じ時間帯に、ニイニイゼミとツクツクボウシの鳴き声が聞こえた。
7月にツクツクボウシの鳴き声を聞いたのは初めてだ。
しかも、ニイニイゼミと同時とは……。
ニイニイゼミは、他のセミよりも早い時期に鳴きはじめる。ツクツクボウシは、他のセミより少し遅れて登場すること多し。
私の住んでいる鳥取県西部では、8/11頃にツクツクボウシの初鳴きを聞くことが多い。島根県松江市では、8/10が初鳴きの平年ということだ。
この地域では、今年はセミの出没に異変あり。
「8月上旬まではアブラゼミが主役。その後、ツクツクボウシのほうが増えていく」というのが、これまでのパターンだった。
しかし、今年は違う。ニイニイゼミとクマゼミの存在感が大きくなっている。
ニイニイゼミとクマゼミが日中に鳴き、夜にアブラゼミが鳴きだすことが多い。
私の住んでいる地域では、ここ10年ほどは、「ツクツクボウシの初鳴きが早い年は、残暑はあまり厳しくない」という状態になっていた。
ただの偶然だとは思うが。
2008年だったか、この年もツクツクボウシの初鳴きが早かった。
この年は、盆までは酷暑だった。しかし、盆が過ぎると急に涼しくなった。
今年の暑さは、2008年よりひどい。
「やっぱり、ただの偶然だった」となりそうな気がする。