ケロのおうちを分解清掃する途中で、新たに導入する防水床マットの加工をしていたのです。
その間、ケロどもは、小さなプラッティックのコンチュウスィークケイスに一時待避していただくことにしました。
このケイスは、透明な蓋がなんといいますか一辺を支持点として持ち上がるようになっておりまして、きっちりロックする場合はさいごにスライドさせて溝に押しこむような感じになっておりますのです。ただ、ケロどもが蓋の近くにいて、スライド時に指でも挟み込んだらとても悲しいのと、彼らはそれほど力持ちではないので、ロックしなくても、外出することはないだろうと思ったのです。
10分以上格闘した防水床マットの加工が一段落して、ケロの様子を見に行きましたら、予想外にも、ケロ小小が蓋の上に鎮座しています。あらま蓋持ちあげられたのねこれはいけない。ひとまずケロ小小をつかまえま、ケイスに入っていただきました。
このとき中をのぞくと全部で3匹。あと1匹、ケロミがいません。ああ。
近くを見渡しても、見つかりません。自宅はさまざまな物が積み上がっています。やつらは体が小さいし、立体的な動きが得意だし、どこに行くかわかったものではありません。室内を自由に動き回られるのはかまわんのですが、かつて、我が家の室内に神出鬼没したヤモリ(通称もーくん)をしばらく見ないと思ったら、狭い場所で干からびているのを見つけたことがあるので、そのような事態だけは避けたい。ケロミがやってきてからそろそろ1年経ちます。玄関を開け放って作業していたので、そこから出ていってくれたのならまだ救われる。
いろいろひっくり返した挙句、半ば捜索を諦めつつも、少し耳を澄ませてみると、微かに「とすっ」と音がします。音の方に目をやると、ケロミがダンボール箱の側面に飛びついたところでした。ケースに戻っていただきました。
ああ良かった。でもあれかな故郷(隣の田んぼ)に水が張られる時期になったら返してあげた方がいいかなアマガエルは産卵以外は水たまりでない方が良いので草むらが残っている今かなでもトラクター入ったら命の危険があるなそもそも屋外は他の動物にやられる危険は激増なんだがとかなんとか。