山深い渓谷沿いの高速道路パーキングで、谷沿いの駐車スペースに止まった車の脇から、推定子熊が二足歩行で駐車場中央の方に向かうのを、何十メートルか離れたところで目撃。
「熊がいる、あぶねえぞ」と周囲に警告するために繰り返し叫ぶが、誰も反応しない。それどころか、ちょうど二足歩行熊と同じくらいの身長の人間の子供が、熊に握手を求めて歩み寄る。熊は出された手を握りかえそうとしたのかどうか、しかし結果的に払いのける。
私は警告を続ける。
大勢が熊に向かっていく。怪我人こそ出ないようだが、熊ははねのけ続ける。ふと見回すと、別の熊がほかの場所からも現れて、同じくらいの大きさのやつがぜんぶで三頭いる。
私は警告を続ける。
最初に見つけた一頭が自分のほうに駆け出してきたところで目が覚めた。
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