お年玉で購入するファミコンソフトを選定するにあたり、定評のあるスーパーマリオブラザーズと天秤にかけて、スペランカーを選んだ私は、「発光ダイオード」ということばをそこで覚えた。
また、カセット裏側のラベルに名前記入欄があったので、ボールペンで姓名を記入した。
ファミマガ掲載の「無敵技」を試すのに数時間を費やし(横綱技がウソ技だなんて!)、そのせいで、岩を破壊せずに飛び越える「友情ジャンプ技」(1コン、2コンを同時に使うことから命名されていた)も疑ったが、姉の協力を得て実現し、驚いた。鍛練し、一人でできるようにさえなった。
ただし、岩を破壊するための爆弾は潤沢にあるし、飛び越えられるのは左から右方向のみなので、そのまま先に進めるときはまあ有効と言えなくもないが、引き返さなくてはならないときは、結局爆弾を使うことになるのだった。
思い出したのことを語る