id:zushonos
電車内にてのことを語る

隣とその隣に座っているおっちゃんは、おそらく会社の同僚か、取引先関係者で、会社関係者が亡くなった葬儀の帰りだろうかという身なりだ。もうひとりいた姉さんと3人で、故人の話はさておき、つとめて明るくしようとしていたのだろう、月曜日のランチがどうこうという話題で盛り上がっていたが、ときおりおっちゃんの一人から「故人も喜ぶと思いますよ」といったせりふが聞かれた。
姉さんが先に降りると、残されたおっちゃん二人はすぐに静かになり、居眠りをはじめた。疲れているんだなあ。
おっちゃんの一人も降りてしまい、残されたおっちゃんは居眠りを続けているが、それとは別に、私が乗ったときからずっと、外国籍であろうおっちゃん2名が、おそらくお国のことばで賑やかにしゃべり続けている。