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オリジナル小説のことを語る

スーパーマーケットのセルフレジは、スキャナーから数十センチ離れたところを通した幅数センチのバーコードを読み取る性能を持つ。たとえば店内最高額の商品のバーコードを袖にあしらったシャツを着てセルフレジを利用したらどうなるだろうか。
こんな疑問の答えでも、検索するとすぐに(正誤はともかく)答えが得られてしまう世の中だ。旅行も然りで、下調べした内容の追体験に留まったり、実際に出かけることなく満足したりしてしまう。
これは一種の抑止力と言えまいか。
ハイクがスパムまみれのウェッブサーヴィスを体現することによって、ほかのサーヴィスが出来心によるスパム被害を免れるかもしれない
―当時、スパマーは運営にこのような提案をしたという記録が残っている。