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オリジナル小説のことを語る

スパムに埋め尽くされたトップページが常態化し、運営のBOT化が進むと、通報は実質的に効果を失った。
しかし、そんな中でも、ふと、スパム投稿が止まる瞬間があった。「ここには自分たちしかいない」と、スパマーが我に返り、手が止まるのだ。自分は何をしていたのだろうと思いつめ、自らアカウントを消すスパマーもあった。しかし、おおくの場合は、逡巡しているうちに非スパマーのまばらな投稿があり、スパマーは正気を取り戻してふたたびスパム投稿に励むのだった。