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オリジナル小説のことを語る

http://h.hatena.ne.jp/discordance/316616412668008161
そもそも「はてな」という名前である。はてなハイクと異界は初期からつながりが深かった。異界からの流入者の目撃例がまとめられた淡々とあの生物を描くよというキーワードの歴史は古い。
流入者が残した異物か、あるいはそれにより異界への扉を開いてしまったのか。捨てられたもの、よくわからないものがあふれるこの世界を綴るはてなハイクに、異界からのスパマーが引き寄せられた。異界スパマーは、その投稿本文に、一見すると意味のない文字列を連ねるが、続けて読むと大変なことになる。

http://h.hatena.ne.jp/cubick/316616414666939172
一方、この世界にはスーパーハッカーもいる。彼らは己の技術を披露する舞台としてはてなハイクを見出した。彼らとて人の子、良心のかけらはあったが、いつもしりとりばかりしているbot集団に遠慮することはないと判断したのだ。初期は健康志向でウォーキンググッズや剣道の道具を広めようとしたが、botを相手に健康を訴えても仕方ないと悟り、いつしか投稿ボタン連打運動による自らの健康増進を図るようになった。

スーパーハッカー集団はてなの創業者たるじぇいこんが、そんな惨状を放っておくはずがない。いや、ハイクだけのことを考えるようなじぇいこんではない。じぇいこんは、世の中にはびこるすべてのスパマーを片付けなくてはならないと考えた。
そのためには、すべてのスパマーをハイクに集めて一網打尽にするHOMERUNを褒めるんだ ならぬ「ハーメルン(の笛吹男的なアレで)で嵌めるんだ」作戦しかない。自分の生み出したハイクは、スパマーとともに消え去ってしまうかもしれないが、世界のためだ、仕方がない。

着々とスパマー誘引とハイク破砕準備を進めるじぇいこん。一方その頃、わずかに息づくはてな社内ハイカーは、じぇいこんのおそるべき計画を察知していた。

じぇいこんの作戦により、世界と異界のスパマーがハイクに集まってきた。異界の門とスーパーハッカーの投稿が極大化するその瞬間に、秘密のボタンを押せば、スパマーは消滅する。
じぇいこんが秘密のボタンを押そうとした瞬間、社内ハイカーのアレによって、さくらのマネージドサーバーがアレしてハイクが止まり、しなもん画像が表示された。一瞬、じぇいこんの手が止まる。
はてなハイクはの消滅は免れた。しかし、異界からの流入者は極大化し、スーパーハッカーと一体化した。誰にも止められないハイブリッドスパマーが誕生したのである。
じぇいこんはハイブリッドスパマーに対抗すべく、自転車とのハイブリッド人間になる旅に出るため、社長の座を降りた。

スパム・アウトブレイクは目前に迫っていた。