わたくしは、野次馬的なふるまいを見られたくないという一心から、交通事故や火災現場、緊急車両の行先などは直視せずに通り過ぎるようにしています。
先日、勤務先に向かって歩くわたくしの進行方向から、たくさんの緊急車両がやってきました。それらの車は直交する大通り方面―百貨店などが建ち並ぶ繁華街です―に曲がっていきました。火災があったのか、消防車が多いのですが、警察車両も複数目の前を通り過ぎました。それらの車が向かった方向から煙が立ち上っていたようにも感じられましたが、前述の主義から、わたくしはそちらには一瞥もくれずに直進しました。
そのありさまを俯瞰することができたら、映画で見る「街なかで爆弾仕掛けた犯人が画面手前に向かって歩いてきて、すぐ背後で起爆、阿鼻叫喚となるが犯人だけは振り返りもせずそのまま悠々と退場」というアレっぽいかなあと、被害が少ないことを祈りつつ考えました。
ずぼんぼ@豆腐の角のことを語る