中央公論社「谷崎潤一郎全集 第十六巻」
きっと、その筋(どの筋だ?)では有名なのでしょうが、棟方志功装丁。
挿画に小出楢重。
何版というのかわからないけど、文庫よりちょっと大きいだけの縦長サイズ。
白地に下三分の一、金糸でおおどかな花模様を綴れに織り出した本。
背文字は緑青色だろうか?
ちょっと、これ、おしゃれすぎるヨ!!
手にもった感じもすごく、好い。
否、悦楽的といっていいほど気持ちよいゾ。指先が。
ああもう、谷崎、恵まれてるよなあ。
いま読んでる本のことを語る