「いま、〈古典〉とはなにか――クラシカル・ターンを問う (UTCP Booklet 2)」という本のお知らせです。
以下の頁からダウンロードできるようです。
古典をよむ手引きになればなと、ご紹介。
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/publications/2008/03/what_are_the_classics_in_our_t/
以下コピペ。
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いま、〈古典〉とはなにか――クラシカル・ターンを問う (UTCP Booklet 2)
Author: 中島隆博・小林康夫(編)
Publisher: UTCP Year: 2008
Category: UTCP Booklet, e-text collection
目次
はじめに 中島隆博 :
討議1 古典的人間像︱東洋編 :
共生と差異 クラシカル・ターンの二つの側面 人間という概念と解釈の問題 古典に戻りつつ現実に立ち向かう 人間観と世界観 文学・文献学・知識人 古典の再発見と世界認識の変容 古典は前の前の時代にある 主戦場はどこにあるのか
討議2 古典的人間像︱西洋編 :
「共生」と「クラシカル・ターン」 普遍性と人間 表象・表現・デザイン 古典研究に対する二つのイメージ ペルソナから複数形のアイデンティティーズへ 普遍性と倫理 超越者と人間を繋ぐ時空間 現在に対する問いとしての古典 古典の異質性と批評 主体化する人間と神との契約 古典とその言語を支える感覚 言葉を徹底的に考える 共生と寛容 歴史的な現在において古典を読む
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以上。
西洋編にはマサッチオの絵画についても触れられていますので、美術の好きなかたにもおすすめかも。