堀あきこ著『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』(臨川書店)
http://www.rinsen.com/linkbooks/ISBN978-4-653-04018-7.htm
(目次とか、ココにあります)
一章まるごと「ポルノ」とは何かという問題に費やし、また、「はじめに」で〈性的表現を含む女性向けコミック〉を筆者が「ポルノ」と呼ばない理由についても書いてあります(「名づけることの暴力性」についてなど)。そのほか、〈視線〉、〈物語性〉(暴力・支配従属・モノ化)や〈関係性〉などの考察もあります。
フェミニズムの本を少ししか読んでないわたしでもわかりやすく、個人的に興味深い内容でしたのでご紹介をいたします。
(表紙や裏表紙のスタイルも考えてのことなのだなと、そういうのも面白かったです)
表現規制問題のことを語る