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おすすめ展覧会のことを語る

「VOCA展2010
-新しい平面の作家たち-」
2010年3月14日(日) ~ 3月30日(火)
上野の森美術館
http://www.ueno-mori.org/voca.html
以下コピペ。
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VOCA展について
1994年に始まったVOCA(ヴォーカ)展は今回で17回目を迎えます。VOCA展は全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などに40才以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方式により、毎回、国内各地から未知の優れた才能を紹介してきました。

「VOCA展2010」には35名の作家が絵画、写真、ドローイング、オブジェなどによる力作を出品しています。このなかから7名の選考委員によりVOCA賞1名、VOCA奨励賞2名、佳作賞2名が選ばれました。また、大原美術館賞が館の選考により決定しました。
 
今回のVOCA展でも「具象」表現が大半を占めています。その傾向はきわめて多様ですが、たとえば受賞作のなかにも見られるように描く行為と写真の技法を融合させたもの、絵画にあっても写真・映像的な揺らぎや動きを備えたものが目を惹きます。さらに、こうした揺らいで浮遊するような表現は現実社会への不安や違和感をつよく映し出していることも特徴といえるでしょう。
 
若い作家たちがどのように時代の空気を受け止め、新しいイメージを創出しようとしているのか、「VOCA展2010」はきわめて興味深い成果を見せています。

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以上。
 
過去の展示とか、受賞者インタビュー頁もオススメです。
現代アートというと、とっつきにくい印象をもたれる方もいらっしゃるかと思いますが、こちらの展覧会ではギャラリートークも用意されているので、親しみやすいかなと。
 
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学芸員によるギャラリートーク
会期 2010年3月21日(日)、28日(日)
時間 15:00 ~ 16:00
定員 各日 30名(申し込み不要)
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(以前いったときの記憶では、その場でなんとなくおはなし聞けるような、よい意味で、ユル~イ感じでした)
 
そのほか、 シンポジウム「いま、なぜ「具象」なの?」なんかもあるようです(これは申し込み必要)。