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展覧会のことを語る

アンフォルメルとは何か? —20世紀フランス絵画の挑戦
2011年4月29日(金)〜2011年7月6日(水)
ブリヂストン美術館
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/exhibitions/
 
行ってきたよー☆
カタチって何だろうな、と素朴なことをつらつら考えさせられる展覧会でした。アンリ・フォションの名前をだして語りたくなる欲求にかられるというか。
印象的だったのがスーラージュのインタビューで「インスピレーションを受けるのは自分自身」「こどものころに雪を黒で描いて今もそういうことをしてる」(うろおぼえだけどこんな感じ)ってとこで、人間ってやつにはきっと成長とか変化とかイロイロあるわけだけど動かしようもない「核」ってのは間違いなく、どうしようもなくアルものだよなーとか。
カタチっていうとよくわからないけど、「画家(藝術家)のそのひとらしさ」、それを文字通り形作るものは何処から生まれてくるんだろう、わたしにもそれがちゃんとあるかなとか、ぽやぽや考えながらぐるぐる回ってきました。けっこうな量があるので気合いれたほうがいいかも、です。
それと、本(展示されてたカタログ等)の表紙がカッコよかったです! 
さらには、目玉であろう作品が海外から貸し出されないなか(しょうがないですが)、ポンピドゥーセンターの太っ腹(?)に感謝です。
あとコレクション展に国吉の絵が出てまして、でも、「女性像」でした。わたしは国吉の牛の魅力にとりつかれてて(だってチョー意地が悪そうでものいいたげで素敵なんですもん!)、ひとりで「ウシが見たかったよー」と駄々をこねて帰ってきました(笑)。
明日まで、です。
夜8時閉館なのでゆっくり見れると思います。是非☆