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古典よむ部のことを語る

森鴎外訳 アンデルセン『即興詩人 上』 ワイド版 岩波文庫 なう!
 
実家からとってくるのは大変なので図書館で「ワイド版」。おっきくて読みやすい☆
四半世紀ぶりくらいに再読。憧れすぎて読み返すの怖かったのだ。
でもって、あまりにも著名な「羅馬に往きしことある人は」にはじまる名文美文に酔い痴れる。やっぱりイイ。凄く、好い。
わたしが小説で「手巾」って書いたりするのはどう考えてもこのへんのひとたちの影響です(爆笑)。だってこういう古めかしいの好きなんだもん。どうせオールドタイプだよ。なんか、ハラ据わった気分。
ちなみに1991年の初版。もう今から20年前のこと。しかも、年少の読者に読みやすくするため、とある。昨今、安野さんの口語訳も出たそうですが、並べて読むのも面白いかもしれません。