大江健三郎v.s.伊集院光1、2
http://plaza.rakuten.co.jp/norimasa1718/diary/200803030002/
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ちょっと泣いた
わたしは物書きなので語りの途中で「仕掛け」は否応もなく見えてしまう
わたしはもうほんとうにすれっからしの読者なのだ(でなければセヴェリアンになりたいなどと叫ばない)
けど、そういう語りとの「狎れなれしさ」と呼ぶべき共犯関係とはべつに、
何故そう語らなければならないのか、という語りのよって来たる理由、それがすなわち語りの「在り様」となる事実には常に敬意をもって向き合わざるを得ない
何故ならそれこそが、語りの生命の根源だからだ
『水死』は間違いなく、超絶技巧の傑作でした
レイトワークだなんてことをおっしゃらず、死ぬ瞬間を選べないのだからこそ、未完でもなんでもわたしという「読者」はそれを受け止めるので、『万延元年のフットボール』を超える大作をお待ちしたい、是非とも
『カラマーゾフの兄弟』をさえ、その重みと笑いで振り落すほどの勢いの、モノ凄いのを読ませてほしい
そう願っていることを思い出したのではっておきます
あ、三島の名前もでてきてます、うん、三島はそういうひとだ
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