『夢のように、おりてくるもの』 第三部 「夢見ることさえ忘れはて」1
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いいんちょです
第三部は脇役にスポットをあてながら黒髪君の居場所を掘り下げて、かつ展開できればと考えています
なんどもいうようですが、店長こそがある意味でこのはなしの「核」、いわゆる「トリックスター(というよりはもろに「狂言回し」か)」みたいなものであるという意識で長らくいたのですが、コラボはじめて、今はもう少し抽象的な事象というか、ひととひとが繋がっていくことの不思議、「縁」みたいなもののほうに気持ちが動いています
(もうちょっというと、伏線という分かり易さのフラッグを立てずにはなしを繋げることと期待を裏切らないサーヴィスについて、なんですが)
それからじぶんの知ってるBL作品の多くが「女性」という存在を敵か味方かという単純な書き方をしていることにいつも戸惑ってきたので、「階梯と車輪」において、委員長というひとをわかりきった役柄にしたくなくて、結果的にあんな感じになりました
そしてまた、あるはなしにおいて「脇役」であったとしても、べつのはなしになれば「主役」であるというのもまた、「語り」の必然ではないかと
第三部はあまり気負わず、なるたけ普段の調子で、それでいて小さな遊び、些細な仕掛けや擽りは用いながらやっていこうとおもっています
さらにはBLでもGLでもBGでもない、その他のありとあらゆるジャンル小説に振り分けられることを拒絶しながら、そこの読者のツボをおさえられたら楽しいなとちょっぴり野心を抱きつつ
おったのしみに~♪
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