『夢のように、おりてくるもの』 第二部 「階梯と車輪」30
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第二部最終話でございます
第三部を書いてる真っ最中のわたしはこれにてオワル感慨というものがまるでなく、もう来週からのことで頭がいっぱいなわけですが、それでなお、山ひとつ越えてまた次の山、といった気持ちの切り替えがこれで出来るようになるかと感じているところです
いつでも先へ先へ、前へ前へで落ち着かない作者ではありますが、ひとつ視えたものは、
彼らの居る場所はけっして閉じられていない、という至極当たり前のことかもしれません
第二部の連載にあたり、このタイトルの雰囲気のとおり、わたしのそばにはいつも三島がいたように思います
三島の抱えつづけた文学的問題の数々は今現在も有効というよりは今こそ正に問われるものでありましょうし、わたしもそれらを抱えて書いていく所存です
何やらいつもにもまして恰好をつけたことを書いた気も致しますが、
引き続き第三部もお付き合いの程何卒宜しくお願い申し上げます
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