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古典よむ部のことを語る

西洋古典叢書 2011

西洋古典——哲学、歴史、文学にわたるギリシア・ラテンのありとあらゆる作品群の悉皆翻訳によって、西洋の知と教養の基底の巨大な全容を読者に提供するべく、諸外国の叢書に比肩しうる一大書林の完成をめざす!
 
本叢書の特色
1.西洋の「知」の源泉であるギリシア・ラテンの主要な著作・作品を可能な限り網羅し、諸外国のこの種の叢書に匹敵する、西洋古典の一大書林の形成をめざした。
2.すべての専門研究者による厳正な原典理解を基にした新訳により、正確でわかりやすい日本語訳の定訳をめざした。
3.訳註は、本文と同時に対照できるよう、読みやすい脚註方式を採用した。
4.著作・作品ごとに訳者による平明な解説を付した。
5.造本はハンディな四六判変型・布貼り上装仕上げとし、一般読者にも親しみやすいものとした。

http://www.kyoto-up.or.jp/jp/seiyokoten1.html
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なんてものを見つけたのでご紹介です。
実家にプラトン全集とかあるんですが持ってくるの重いのでこのへんで再読とかもいいのかもとか。
あと個人的に「コンスタンティヌスの生涯」が本邦初訳なのがチョーうれしい!
これ、辻邦生さんの『背教者ユリアヌス』のネタ本のひとつだろうと睨んでて(奥様は西洋美術史家の辻佐保子先生なのでこのあたりはお手の物)、どう料理されてるのか凄く興味あったのでもうブクマした(笑)。
本邦初訳って胸躍るよね?