『夢のように、おりてくるもの』 第二部 「階梯と車輪」１８＆１９
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あ、意外にえろいとこだった、みたいな回でしょうかしら。
さいきん澁澤と三島おんぱれーどなもので、なにがえろいのかすっかりすっかりわからないわわたし、と空惚けたくなってます。
彼らのたいそう大事な作家である侯爵様に比べたらちっともたいした内容じゃないんですが、一昨年または去年のわたしは、ここでこれを発表することに幾許かの懼れがあっただろうなと。今は、もう、じぶんがそういう人間であるとわかってる。もう仕方ない。ここまでキた。
のぞんでこっちがわなのかというと、たぶん、絶対にちがう。もっとなんていうか、本音では、お金とかたくさん儲けられるような、または地位と名声をのぞめるような上品なお仕事だってあるのに、と思う（だって生活くるしいもん！ｗ）。けど、でも、そういうの上手に出来ないんだもん。それ、わたしよりもっとずっと上手にできるひとがいて、だったらわたしはそれするひつようないじゃんって。
いっぱんにデリケートなという注釈をつけられそうな内容だけど、あまり繊細に、おっかなびっくり扱ったつもりも実はない。あたりまえにこういうことがあって、それを見ないですごしてきたからこそのゲンジョウかと恨み言をのべているような気持ちもある。そうして捨て置かれたものを拾っていくのも、じぶんの仕事のひとつだと思っている。
というか、わたしに馴染み深いのは、うえにあげた彼らのようなひとたちだから。どう考えてもソッチ側よね（笑）。
そんなわけで、
こんなんですが、よろしければ今後ともお付き合いのほどをよろしくお願いいたします！