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歓びの野は死の色すのことを語る

【国家】

帝国領エリゼ公国
《死の女神》を守護神とする国。その《歓びの野》には青いヒナゲシが咲き、また《黄金なす丘》では黄金と同等の価値をもつ葡萄酒が生産される。主産業は毛織物。北西にモーリア王国、南にレント共和国と国境を隣する。

モーリア王国
北方の大国。若干20歳の国王は領土を拡大せんと目論み、《至高神》を崇めるものが多い。

レント共和国
かつての帝国貴族たちが独立して国を興し、150年ほど前から「共和制」をかかげる。守護神は《商いの神》。

帝国
大陸全土に広大な領土をもち、その支配は古代から千年以上も続く。皇帝は《太陽神》の末裔であると信じられている。

【宗教】

《死の女神》
死と闇と眠りの女神。太陽神の母であり、息子と共に多くの神々を生む。エリーゼ。

《太陽神》
太陽と炎と生命の神。日の神ともいう。死の女神の息子にして恋人。エリオ。

《月の神》
月と婚姻の神。太陽神の弟。一説によれば両性具有神ともいう。エリュン。

《商いの神》
商いと伝聞と夢の神。死の女神がひとりで生んだ息子。エルム。

《至高神》
モーリア王国その他の土地で新たに信徒を増やしつつある唯一神。信心とその行いにより、来世(死後の国)の至福を約束する。