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『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

今日はこのへんかな

>苦笑で聞くしかないのは、こいつに抱えあげられる前にオレがしたことは金の算段と各神殿への備蓄糧食確保その他の通達であったからだ。神殿の預かる嫁資保険はもとより今回は戦災保険で戦費を賄わなければなるまい。

ルネサンス期フィレンツェではすでに、嫁資保険や戦災保険はできあがっています
何でよんだのか忘れてしまったのですがルネサンス関連書物を幾つか紐解けばでてくるはずです、ていうかマキアヴェッリあたりも書いてたかな、うーん
はじめて嫁資保険を知ったときは吃驚したのですが、結婚しない、という選択肢だけでなく、「死亡」も多い時代なのでした 黒死病で都市民の何割が死ぬのが当たり前ですし、女児はこうしてお金がかかるため喜ばれなかったようで、つまり捨てられたり殺されたりしたようです(という研究結果が報告されています)
それから、

>一見ひとの命は安いようですがね、一人前の兵士に育てるには金がいるし、死ねば遺族年金だって払わにゃならんしね。

というのももちろんあります
命の値段、シビアなはなしです