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『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

今日もまた、ぐだぐだなことを

>まあよい。いつの世も、臆病者は長生きするものぞ。そなたは天下国家と寝るのがお似合いだ。われの夫のように、妻以外の女の腹の上で死ぬる運命にはない。

ちょっと、ここはおぼえておいていただけると嬉しいです
いちれんの大教母のせりふとともに
わたしはほんと、めんどくさい小説の書き方をしてるのかもしらんなあ、と思ったりするのですが、いや、でも、そのめんどくささが「御馳走」だとおもうタイプなので、こういう描きかたをしています
再読に耐える、のみならず再々読、くりかえし読むことを読者に要求する、ていうのがわたしの考える面白い小説のひとつの条件であると考えていて、いっけんすると物凄く不親切でとっつきが悪いようですが、入り込んでいただければ(いただければ!!!)、末永く楽しめる作品であるよう精一杯こころがけています