『夢のように、おりてくるもの』 第三部「夢の花綵（はなづな）」夢うつつ夢うつつ　１３
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茶髪くん語り
じっさいのところ、相手にとって何が最善で何が幸福なのかは神さまでもなければわからないわけで、そのときだけのことじゃなく、いわゆる長期的展望が大事な場面なのだけど、これがとってもむずかしい
「頭がいい」ってことのひとつには、その「予測」や「道筋」があまり外れないってのがあるなあとわたしは考えていたりする（なので茶髪くんが個人的にうらやましくて憎たらしいｗ）
とはいえ、よく言われるように、地獄への道は善意からっていうあれもまた悲しいことに事実であったりするから始末におえないのがままならぬ人生ってやつなのだろうなあ、とか作者らしく俯瞰でものをいうｗ
というか、作者だからいうけれど黒髪君が地獄落ちするのは茶髪くんのせいじゃない
けど、ひとは何故か、そういうものを背負いたくなるときがあるのだ、その恋情やら執着やらのゆえに
てな感じで、おったのしみに～♪