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『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

今日はこのへんかな

>「なんのための騎士ですか」「『耕す者』たることを何故、忌み嫌う」「階級をなんと心得て?」

封建領主
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%81%E5%BB%BA%E9%A0%98%E4%B8%BB
「中世ヨーロッパにおいては、

祈る人(聖職者)
戦う人(戦士)
耕す人(農民)

に身分を分ける考え方が浸透した。戦士身分は騎士とよばれたが、国王をはじめとする高位の貴族も広義においては戦う人、すなわち騎士に含まれる。祈る人もまた封建領主であり、人びとを3身分に分ける考え方はフランス革命前の身分別議会である三部会にまで引き継がれた。」

というふうなわけです
そして、こういう領主もでてくる

>「ええ。見込みのないものは傭兵として。使えそうなのは騎士にした。それのどこが悪いというんですか? あなたのお父上である公爵様をはじめ、この国のご領主方は飢饉のときにはそうやって凌いできたじゃあありませんか」

よく言われるように、領地をもらえず食いはぐれた貴族の次男・三男といったひとたちが「傭兵」になるっていうあれですね。後ほど出てきますが、傭兵と夜盗の区別というのはなかなかにむずかしいところで(いや、傭兵というのは、イタリア・ルネサンスにおいては華なのですが、あそこは特殊なのでなあ)、馬持ち槍持ちの騎士になるのは本当に大変なことなのです
だから、『ロック・ユー』みたいな映画がうけるんじゃないかなあ