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『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

きょおおは、このへんでいきましょか?

>私は祭壇にある木彫りの女神像を見つめていた。ずいぶんと古いもののようで、古拙の味わいがあり、あちらこちら色が剥げていたが、やわらかそうな頬や朱塗りの唇のあたりに往時の麗しさはとどめている。

ティルマン・リーメンシュナイダー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC

こちらは1460年頃 - 1531年と時代的にあまり古くないひとなのですが、, 木彫り像というと名前があがるひとなのでご紹介
古神殿にある女神像は、大理石の彫像です
こういうこまかな差異で、設置された理由とかつくられた時期とか場所とかをいろいろと想像していただけたらなあ、とかおもって描いています(いちお、こういうのはじぶんとしては「いらないけどいる」情報かなあ、と)