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『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

初版の事情により。ちょっと今日は早いですがハイク更新
今日は、このへん?

「厄介なのは、その他の女戦士たちだった。
 古神殿についてきた彼女たちは、アレクサンドラ姫をのぞいて12名のはずだ。
 ところが、聞き込みを続けているうちに、数日前からひとり、またひとりと行方をくらましていたことがわかった。
 そしてまた、今日の異変があると知るや、残っていた女戦士たちは全員、煙のように姿をけした。
 荷物は宿坊に残ったままで、長剣さえ未練もないように置き去りにされていた。つまり、彼女たちはあのどうやっても人目に立つ揃いの革甲冑を脱いで、女物の服を着て出て行ったのだ……。
 おそらくは、神殿の礼拝者にまぎれ、時を前後してばらばらに去ったのだろう」

これ、佐藤史生さんの『心臓のない巨人』におさめられた「バビロンまで何マイル」から頂戴いたしましたネタでございます
佐藤さんの作品大好きすぎて、亡くなられたと知ったとき、ショックだったなああああ
複合船シリーズも好きだし、もちろん『ワン・ゼロ』も、あとやっぱり竜が出てくる『夢みる惑星』
というか、夢みるが好きなひとは、今すぐジャック・ヴァンスの『竜を駆る種族』よむといいよよむといいよ!!!
そして、えんえんと浅倉久志訳の素晴らしさにウットリというループが続く……
のだが断ち切ってw
異世界ファンタジーすきーなみなさんはきっと、ヴァンスが好きだと思う
まず「地図をかく」作家タイプです