id:florentine
『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

うえーん、今日は何をかこう!?
きのうわたし、ここに日本語かいてなかったからなあ、ははははは
日本語でOKてああいうときにつかうのよねええ、きっと
て、えっと、
今日はこのへん?

>ふつうに旅しても約六十日、帝都まで運ぶくらいは楽チンだ。

えーと、
エリゼ公国首都から帝都までの距離ですね、元ネタをいうと、ディジョンからローマへ旅するときのだいたいの日数です
ありがたいことに、ルネサンス期は商人たちの日記がたくさん書かれていて、しかもそれが日本語でよめるのでほんっとおおに重宝しています、もうネタはすべてソコから、的に!

日記
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E8%A8%98
『ランドゥッチの日記』(1450年 - 1542年)
「 ルカ=ランドゥッチはフィレンツェの菜種商人(1516年没)。この日記を日本に紹介した中森義宗・安保大有によるあとがき(近藤出版社)によれば、「十四世紀のフィレンツェ商人による出納簿が近代ヨーロッパの日記のそもそもの淵源といわれる」のであり、それらは当然経済活動が記載の中心であるが、時に政治的・社会的な事件を記したものが含まれ、そういった日記が中世末からルネサンスにかけてのフィレンツェに多いことが指摘されている。」

わたしはその世界の距離とか気温とか植生とか無視してかくのができないひとで、陸路なのか水路なのかとか、その馬の体高はどのくらいで速度はどうかとか、そういうのを背景に感じられないとわけがわからなくなったりします
とはいえ、あくまで恋愛とか権謀術数が主な小説なので、いらない情報は出さず、
だけどしっかりと、その「世界」の成り立ちみたいなのが感じられるように描けたらいいなあ、ていつも思ってます