id:florentine
『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

ハイクにでてきてないのでお察しのことと思いますが、わたし今、たいそう切羽詰って原稿かいてます><
けど、ここはがんばって書くYO!
(なんかわかんないけど苦行、いや修行だとおもっているらしいw)

>そのようすは敵襲に備えて寝台の頭に背をつけて寝るのに慣れた貴族の男の習性として、なかなかに見事なものだった。

とうに知っていることであっても、じっさいにこの高いヘッドボードの寝台をロワールのお城でたくさんみたときに、おおおおおおってちょっぴり感動しました
天蓋つきのベッドの豪華さじゃなくて(いえ、あれはあれで大好きですけど!)、そういうところにまず目がいってしまうのが我ながらおかしかったのです
ヴェルサイユ宮殿の時代までこの寸詰まりのベッドが続いていることを考えると、命を狙われる云々ていうより、そこはやっぱり差別化なのかなあ、と
太陽王時代以降の宮廷貴族は、過ごしやすそうに、というのと対極の暮らし方をしてたじゃないか、ていわれたらそうなんですが(わたしにはつとまらん、ていつも思う)、怠惰で安逸なイメージばかり垂れ流されるフランス貴族たちですが、食べるものがない、しかもずっと働きづめの庶民にくらべたらそりゃあ楽な仕事ですが、とりあえず今まだ空腹を知らずに過ごせるわたしからすると、エライひとたちだなあ、ておもいながら書いてます