今日は水仙のように麗しい寵童のはなしなどを、ていうか、うん、
ここでいう黄金宮殿は例のネロ皇帝のドムス・アウレア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%AC%E3%82%A2)をちょくせつにさしてるわけでなく(いえ、さしてますが、わたしルネサンスおたくなので)、
帝国がひかりでエリゼ公国が闇ってのを印象付けるための命名なわけですけど、
皇帝がいて美姫寵童がわらわらいるってのは、こう、なんていうかヨーロッパていうより、こっちですよね、イメージ的に
ジェイソン・グッドウィン 『イスタンブールの群狼 』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
宦官が主役という面白い小説なので是非☆
ちなみに編集S氏ご推薦なうえに、
丸屋さんにちったーで投げたら続編の表紙画像をすぐさま送ってこられたというw さすがすぎる!
イエニチェリを知らないとちょっと難解なのかなあ? いまあまぞんみてきたら評価が低いのでびっくりしてしまった(謎解きはいつもどおりわたしには簡単すぎたのだけど、ミステリはそこで読むものだと思ってないのでべつにかわまないのです)
ルネサンス期を元ネタにしてるわりに、そこで蔓延しながら教義のために忌避された男性同士の性関係や美童趣味というがこのおはなしの世界ではしっかりと根付いている、ていうあたりは後程また重要トピックで出てきますのでおぼえておいていただけたらと