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『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

今日もまたぼんやりとしたはなしを
ていうかもう、ここ、ぼんやりしつづけていいですよね? ね?
今回はメダルについて、というかヨーロッパの肖像画の流れについてなら

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高階 秀爾『モーツァルトの肖像をめぐる15章 』
天真爛漫さ、横溢する才能、あるいは成功者の自負心の表象なのだろうか。われわれに残された、幼少から晩年までのモーツァルトの肖像画15点—。アングル、ダヴィッドの古典そしてゴッホ、ピカソの現代まで数々の傑作肖像画の鑑賞から、肖像画に篭められた様ざまな意味と機能を分析し、美術とは何かの核心と本質に迫る。

目次

無垢への賛歌—子供の肖像
市民社会の記念碑—家族の肖像
職人から楽聖へ—音楽家の肖像
ミューズの庇護—芸術家の霊感
王者のイメージ—華麗なる肖像
グループの仲間たち—集団肖像画
芸術家礼賛—マニフェスト肖像
自己主張と信条告白—自画像
絵画の起源—横顔と正面
身体言語—身ぶりとポーズ
象徴と見立て—物語象徴
完成と未完成—中断された肖像
線と陰影の魅力—デッサン肖像画
作者の判定—真作と偽作
音楽への憧れ—モーツァルト頌
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102903607
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こちらがおすすめです
西洋美術について何か聞かれたら、だいたいは高階先生の本をあげることにしています
そうだ、今年は高階先生の御尊顔を拝した年でもあった!(そして文化勲章おめでとうございます!)
ルネサンス関連書物でナニよんだらいいって聞かれても、
いきなしブルクハルトとかおすすめせずに(いや、その、ブルクハルト読まずにすむってはなしじゃないんだけど、いきなりあそこにいかずともいいとおもうっていう意味で、いやむしろ最初にあそこに行かないほうがいいんじゃないかって意味で、新訳でてるんだけどよんでないのだが、うーん)、まずは高階先生の本をと思います
ご承知のように、西欧において初の風景画をかいた人物がレオナルド・ダ・ヴィンチとされちゃうくらい、「人間」と「風景・自然」についての問題って根深くて(まくろこすもすとみくろこすもすというか、うーん、あと「庭」についてとか)、このへんまだなんにも突き詰めてないのでなにもいえないんですが、ずっと考えているところでもあるので、まあ、ひきつづき考える
ということでオチもなく終わるのであったまる