伊・アグリジェント、世界民族舞踊の祭典『アーモンドの花祭り』
http://euro.typepad.jp/blog/2012/12/sagra_del_mondorlo_in_fiore.html

コラボ花うさぎ新刊『夢のように、おりてくるもの』でしか読めない（！）オマケの外伝『春夢揺曳（はるのゆめただよひ）』（原稿用紙３０枚）にも出てくるアーモンドの花のお祭りです
もちろん、あのおはなしのおまつりは彼らの住む町内会のお祭りなんですけどねｖ
店長が頑張っちゃってねええ、あと黒髪君の叔父さんがいかにもラスボスで、ていうはなしは読まれた方のお楽しみでして（笑）
上の記事です、はい
わたしが訪れたのはこのお祭りの時期でなくて真夏だったのですが、紺碧の海を背景に壮麗な神殿が立ち並ぶあの丘に薄紅の花が咲くのはどんなにか美しいだろう、と
（ギリシャにいったことはないのですが、アグリジェントの神殿はギリシャ本土の遺跡より綺麗に残されている、つまり創建当時の姿にまだ近いほうだというはなしでして、遠くから見ても近くから見てもそりゃもうなんていうか神々しくて神々しくて、辻邦生さんが「パルテノン体験」という恍惚感、至福体験を記されてるのですが、わたしも完璧にヤラレマシタ　
だって空も海もこの世の青という青を集めたように青くて光は矢のように身体を貫き通すようで（アフリカに近い！）神殿ほんとに輝くばかりに白いんですよ、あんなのナイです　あのひかりがもっと柔らかくなった場所に薄紅の花が咲くってどれほどに美しいところなんだろうと
もし次回いくことがあればお金持ちになって（笑）、船の上から逆にあの丘を見あげたいです
たぶん、それをして初めてギリシャ植民地であった場所、あの神殿の本当の意味が、古代人の気持ちになって見られるんじゃないかなあと