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元町映画館のことを語る

◎公開研究会「闘争、抵抗、絶望、真理――後期フーコーをめぐって」

報告者:
・廣瀬 純(龍谷大学、映画論・現代思想)
・佐藤嘉幸(筑波大学、哲学・思想史)
・箱田 徹(立命館大学、社会思想史)

日時:2013年11月23日 15:10~17:30
場所:元町映画館 2F(神戸市中央区元町通4-1-12;最寄駅:JR・阪神「元町」、阪急神戸高速「花隈」、地下鉄海岸線「みなと元町」歩5分)
※事前申込不要・入場無料

内容:ミシェル・フーコー(1926-1984)の思想の今日性とは?1970年代半ばから1980年代にかけての10年あまりのあいだに、彼の思想が遂げた独自の展開を、どう捉えるべきだろうか。本研究会では、『フーコーの闘争:〈統治する主体〉の誕生』(慶應義塾大学出版会)を、この9月に上梓した箱田が、同書の内容を踏まえ、フーコー統治論を「真理ゲーム」の観点で考察する。 『新自由主義と権力:フーコーから現在性の哲学へ』(人文書院)で、ネオリベラルな「環境介入型権力」の批判を行った佐藤は、後期フーコーの主題のひとつ、自己統治と抵抗の問いとの関わりを論じる。映画論でも知られる廣瀬は、近著『絶望論:革命的になることについて』(月曜社)のタイトルにも用いられた「絶望」と「革命的になること」の問いからフーコーを捉える。

主催:文部科学省科学研究費(若手研究B)「真理の争いとアーカイヴ:ミシェル・フーコーの歴史研究に関する思想史的考察」(研究代表者:箱田徹)
http://urag.exblog.jp/18921392/
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フーコーに貼ったけどやはしここだろう!!!!!