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古典よむ部のことを語る

『砂時計』あるいは世界の書物 : ダニロ・キシュ研究
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/38986/1/50-001.pdf

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1972年に書かれた『砂時計』はプルーストとジョイスの後にしか出来上がらないような小説で、難解ではない、とは言いづらいところのあるそれだけど、でも、わかるひとにはすっとしみわたる、ていう類いの小説だと思ってる
ローラン・ビネの『HHhH』を読みながら頭のすみにあったのがキシュのこの小説で、というかもういっこ、『死者の百科事典』もだけど
わたしにはもしかしなくとも、モダン、という要素がナイのだなあ、という感じもしたw
あえて、古典よむ部にはっておく