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連載小説更新しました!のことを語る

『夢のように、おりてくるもの』 第三部「夢の花綵(はなづな)」夢うつつ夢うつつ 31
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黒髪君語り
ふひゅーーーーーーーーーーん、
いまびっくりなこと、まさしくサプライズがあって気持ちが落ち着かなくて小説かけなくなっちゃったので、こっちを書きますw(や、ここは、ね、なにかいてもいいからwww)
えーと、少しだけ、改稿してます
でもって、「補遺」を今、かいてます
いくつかラストに書き残したシーンがあって、それをどうしようかなあっておもってたのですが、もう「補遺」しかないや、と
「夢の花綵(はなづな)」のほうには構成的に入れられなかったので、素直にかっこつけず、もう、補遺でw
もーほんと、じぶんの小説の下手さ加減に泣きそうですが、ていうかチョット泣いたよorz
まあそういうのはどうでもよくて(いいのか!?
補遺でも書けないかもしれない(うん、なんか書けなさそうなのよ、いろいろあってね あんまりやりすぎると厭らしいからこのくらいなのかなあ、とかね)、この『夢のように、おりてくるもの』における、文字通り「影の主役」であったはずの人物について、今日はかいておこうかな、と

>夜のうちに降ってきた夢は、その香音の振れ具合で秤の傾きを変えてしまう。先週この安アパートに越してきた起業家のおかげで、わたしの仕事道具は悪夢のほうに傾きやすい。寝る前に悪戯をして少しばかり心棒をずらしておいたのに、滑稽なくらい斜になっている。
 どうやら昨夜、隣の男にはよい夢が降りたようだ。アーモンドに似た甘い匂いが残響にうっすらと揺曳している。彼はいま、夢から醒めたに違いない。わたしは髪をふりはらい、その芳香を胸いっぱいに吸いこんでベッドからおりた。

>あのアパートの同じ階でいちばんの早起きは隣の起業家だった。(略)隣の玄関が閉まり鍵のかかる音がして革靴のあしおとが部屋の前を過ぎてすぐ、わけがわからなくなった。

>あのアパートの隣りに住んでいた起業家の彼はいま、何処でどうしていることだろう。

この三部作が結局のところ、世間でいう処のジャンル分けで何になるのかはともかく(というか、SFじゃなければもう、ただの「小説」だとおもってますけどね いや、よくできた面白い小説はみなSFだとわたしがおもってる、てことなんだけど)
わたしは、いわゆる「芸術家小説」、または「教養小説(ビルドゥングスロマン)」としてある、て考えていて(もちろん恋愛小説で家族小説でもありましょうが)、
この「起業家」については、ひとりの青年が夢をもって都会に出てきて、ていうのの「裏側」にあるものとして、感じとっていただけたらなあっておもいます
いちお、つまりは黒髪君も茶髪くんも「成功者」なので(黒髪君はこの作中でいったん堕ちて、だけど復活してるわけだから)
ものがたりの背景に、こうした人物や時間やその移動等がしっかり描かれているかどうか、それが読むひとにちゃんと届いているかどうか、ていうのが小説というかなり自由のきく表現方法の面白みのひとつだと信じているのでした
まあ、こういうのはそれこそ誰かに「解説」してもらうべきものなのですがw
わたし、無名なので誰もしてくれるひといないので、じぶんで書いておきますです(チョーさびしいwww
てことで
次回更新は補遺になる予定なのですが、うーん、出来るかなあ?
(できなかったら、「夢の花綵(はなづな)」にいっちゃう)
(今日ほんとうは長いおはなしにお付き合いくださいましてって御礼をいうつもりだったんだけど、補遺があるとなったら、そのあとよねええ???)
ではでは、次回どうなるかを(どうなるかを!?)おったのしみに~♪