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『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

すみません、ええと、今月末の自サイト更新は故あってお休みいたします
いえ、書けと言われればかけるのですが、ここしばらくやってみて書けるとわかったので、やめました
「出来ない」は駄目だけど、出来るけれど敢えてヤラナイはまた違うことなので
てことで、申し訳ございませんが、この連載の再開にはもうしばらくお時間いただきたくおもいます
もちろん、自サイト週一更新は三年まるまる達成できるまでは何がなんでもガンバリマスので、そちらはどうぞご期待くださいませ☆
実はいま、フローベールの『感情教育』を読み返してまして、うーん、やっぱカッコエエなあフローベールてしみじみ思いましてですね!
で、
今回は若かりし頃とちがって、こちらを副読本にしております

小倉孝誠『感情教育』歴史・パリ・恋愛 

目次

小説の時代/フロベールと『感情教育』
第1回 歴史
テクスト――1848年2月の革命の場面
歴史小説と日本人/ヨーロッパの歴史小説/二月革命という事件/歴史をいかに表象するか/戦闘の場面のレトリック/民衆の表象/模倣としての二月革命
第2回 パリ
テクスト――(1)フレデリックがパリをさまよう (2)シャン=ド=マルス競馬場からの帰り道 (3)物憂げなパリ (4)夜のパリ
都市は体験する/十九世紀パリと文学/オスマンのパリ/愛と野心の都市/シャン=ゼリゼ大通りの誘惑/パリの倦怠/セーヌ河の風景/彷徨と通過儀礼の物語
第3回 恋愛
テクスト――(1)フレデリックとアルヌー夫人の出会い (2)別離の場面
愛の物語の現在/愛は普遍的な現象か/教養小説と恋愛のテーマ/不倫の恋はいかに語られてきたか/それは幻のようであった/別離の場面/娼婦と貴婦人と田舎娘
http://www.msz.co.jp/book/detail/08310.html

小倉氏の本は何冊よんだかなあってくらい大好きなんですけど、うん、チョーおすすめ☆
『歓び~』はパリが舞台ではないのですが、19世紀が舞台なのでフローベールに倣いたいなあと、畏れ多いことをヒッソリ思いながら続きを書くことにいたします