id:florentine
『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

太陽王時代のメモワール作者たち
政治・文学・歴史記述
【目次】
はじめに

第一章 十七世紀フランスのメモワール
第二章 悪態と忠誠―コリニー伯の『メモワール』
第三章 血統の重み―オメール・タロンの『メモワール』
第四章 陰謀と英雄―レ枢機卿の『メモワール』
第五章 文学の仮面―ラ・ゲット夫人の『メモワール』
第六章 礼儀と寵愛―ナヴァイユ公の『メモワール』
第七章 家名の偉力―レギュス侯の『メモワール』
第八章 神話の浸透力―ブリエンヌ伯の『メモワール』

あとがき

主要参考文献
フロンド関連年表
主なメモワール作者たち
図版出典一覧
索引

【書評・紹介】
●≪日本図書館協会選定図書≫第2900回 平成26年3月26日選定

●週刊文春4月10日号『私の読書日記』

“新しい歴史学は思いもかけなかったものをコーパス(資料体)に組み入れつつあるが、最後の手付かずの聖域が意外や「文学」であった。文学の価値である「自己表出」はよほど斬新な視座と鋭敏な感受性がなければコーパスには取りこめないとされてきたからだ。嶋中博章『太陽王時代のメモワール作者たち 政治・文学・歴史記述』(中略)はこの「取り扱い注意」のテーマに果敢に挑戦した意欲作。” (フランス文学者・鹿島茂氏)
http://www.yoshidapublishing.com/booksdetail/pg646.html

た、たいそう有り難いのだが、読む本が多すぎて(涙)
ていうか、いやー、こういうのが日本語で読める時代になったんだねー