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古典よむ部のことを語る

3月の新刊『アドルフ』(コンスタン 中村佳子/訳)もはや愛していない女から離れられない男、人生のすべてをなげうって男を束縛する女… 男女の葛藤を、数多くの人妻たちと不倫を繰り返した政治家で作家のコンスタンがリアルに描いた作品。

ミシェル・ウエルベックという作家の翻訳してるひとの新訳だなあ、と。
基本的に必ずしも新訳が好きなわけではないのだが、しかも想い入れのある作品ほど新訳というのには警戒心をもっているのだけど、ウエルベックは未読だけど気になってて(こないだのちったー文学賞でも、あ、やっぱ読まないと、ておもったので)、見つけたら手に取ってみるかなあ、と。