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『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

ライシテ、道徳、宗教学
もうひとつの一九世紀フランス宗教史
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b75896.html

「著者はまた、デュルケムは「研究対象(ライシテの道徳)と研究の枠組み(宗教社会学)の双方に『宗教的なもの』を知覚していた」と指摘しているが、これは著者の時間的弁証法の地歩に最も近いものだろう。
 たしかに、ライシテの道徳の宗教性こそは、エゴイストだらけになって、道徳を引き受けるまともな人間がいなくなった21世紀の先進国がひとしなみに直面している問題であり、一見すると、我が国とは無縁のように見えるにもかかわらず、日本人にとってライシテの宗教性は決して他人事ではないのである。
 哲学と歴史の双方に重大な問題提起を行った真の意味での力作である。」
鹿島 茂(明治大学教授)評
http://www.suntory.co.jp/sfnd/prize_ssah/detail/2011sr2.html

鹿島先生だv 
うん、そうなんだよね~、ていうのが、あって、ね。
「共同体論」としては、夢のように、のほうにはってもよかったのだが、こちらがチョクなのでw(あっちは「宗教」としてのそれはなるべく消して書いたから。でもって、歓び~はもろに一神教と多神教と、ほんとは「科学」との相克軋轢のとかまでいかないといけないんだけど、わたしがお馬鹿で19世紀ウンタラ以前にイロイロよくわからんので、テケトーにすっ飛ばすと思うのだが、そのすっ飛ばし方がなかなか難しいんだな、これが。まあ、ともかくそんなことは地道に資料読んだあとのことなのなw)