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『歓びの野は死の色す』つれづれのことを語る

渋沢華子『渋沢栄一、パリ万博へ』読了

なんか不思議な感じの本だなあっておもてったら国書刊行会さんだったw
ていうのを先に言いたくなるのがわたし流☆
お孫さんがかいてるところがイイね! だったりする、なんていうかなんていうか、こういうのは身内しか書けない味わいがあるような気がする、というのかしら。
「栄一が岩崎に妥協せずに初志貫徹できたのも、富農の息子栄一ゆえのロマンだったのかもしれない」ていう一文がラスト近くにあって、
あー、そうなんだよね~、
「身内びいき」かもて言葉がでてるいっぽうで、他人のわたしもけっきょく「結論」としてはそこに落ち着いちゃうところがあるなあ、みたいなのも思った。
まあしかし、とにもかくにも八面六臂っていうのはこういうことね的なのも(祖父が研究してた、ていうのはうん、銀行家なのでそりゃそうなんだが、祖父のひととなりを伝え聞く限り「理想」だったのね、きっと、ていう気もしたなあ)。
あ、あと、
シーボルトだよ、シーボルト! 
とりあえずメモらないけど、うん、ここはわたし、いつか書く小説のために。しかし、このネタちゃんとものになるのかなあああああ(遠い目、構想かるく三十年くらいいってそうだよwww)。