歌仙兼定登場、みにいってきました!
http://www.eiseibunko.com/exhibition.html
歌仙さんの刀身はなんか取り回しがよさそう持ちやすいという印象、むっちゃ実践刀というか、しゅっとしてて、用の具としての清潔が溢れんばかりにある、みたいな感じだった。う~ん、なんかすごくお茶道具にちかい。もっとひと殺してそうな覇気があるのかと思ってたけど、端正というか、静謐な感じだった。お行儀が良いというか。ノイズがない、というんじゃないんだけど、なんだろうな。綺麗上品と言う言葉が飛び交ってた。
ここずっと忠興公のものを見てきて何見ても癇のキツイひとだったんだなあ、ていうのもワカル。
御道具ってうるさいの嫌なんだよね、わたしは。歌仙さんはしずかで、なんかいかにも数寄好みなんだなあ、びっくりした。利休さんの趣味はほんと三斎公が継いでるで合ってるんだろうな。
忠利公の短刀正宗の拵え、ご神体のはなんかもう、茶席の御仕覆であんなのあるでしょって感じだったので、あ~ってなった、あ~って。
あとたぶん、しょっぱなが生駒さんだったので、比較でそう見えたのもあるんだろうけど。
わたし、勝手に生駒さんを擬人化して超絶美形悪役設定してたんですが、えっと、ほんとにそうだったっていうか、あんな派手な刃紋で、ぬめぬめっとした膚の刀って見たことがない気がする、いや、そんなに見てないからアレですが、でもなんかこう、絖みたいだったよ、ほんとに。あと譬えるなら黒曜石とかくろぐろとしてるけどキラキラした魔法の石みたいな感じだったよ、むっちゃ妖しい。ひえええってなった。
古今伝授の太刀は麗しかった。美品、気品がある、ていう感じ。あとやっぱり洒落てる。
前回の茶杓でもおもったけど、幽斎さんの持ち物はなんかしゃれてるなあ。
あ、つかれてきたのでまたw