武士と印刷
http://www.printing-museum.org/exhibition/temporary/161022/index.html
徳川家康没後400年を経た今、本展覧会では、改めてその印刷事業をとりあげます。同時に、特に戦国時代や江戸時代の武将、将軍、藩主で印刷物を製作させた人たちにも焦点をあて、武士による印刷物を幅広く展示します。
江戸時代は、武士の印刷があった一方で、武者絵と呼ばれる浮世絵が人気を集めました。なかでも歌川国芳が描いた武者の姿は、躍動感に溢れ、人々を魅了しました。ところが、武者絵に描かれた武士のイメージは、同時代の印刷物を作らせた武士たちとは異なります。「摺られた武士」と「刷らせた武士」との間には、驚くほどのギャップがありました。
武士たちが全国的に個性豊かな印刷を行ったことは、あまり知られていない日本史の一面です。本展では、「戦」が本分であった武士が、「知」による活動(=印刷)を行っていた事実を紹介します。徳川家康が目指し、続く武士たちが実現させた文治政治には、「印刷」が深く関わっていたことを考えていきます。
会 期 : 2016年10月22日(土)~2017年1月15日(日)
休館日 : 毎週月曜日
(ただし1月9日(月・祝)は開館。12月29日(木)~1月3日(火)、1月10日(火)は休館)
開館時間 : 10:00~18:00(入場は17:30まで)
入場料 : 一般500円、学生300円、中高生200円、小学生以下無料
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細川幽斎関係の印刷物も「中世の武士による印刷」として出展されるようです、てツイートもあったので、刀剣乱舞、細川クラスタも是非☆(例の歌仙さんスタンプラリー関連でもあります)