裏切りでも操りでもなく、刺した理由も、避けれなかった理由も、生い立ちを明かした理由も、許したわけも、元帥の知略も、大将赤犬のキャラ立ても、白ひげの意地も、さらなる激しい戦いへの導入も、様々な要素が、事前に張った伏線・小道具を回収しつつ見事に脚本として構成されていた『神回』でした。
この話は、いったいいつから出来上がって、どこで仕掛けられているのか。
この何百人分の「物語」が、ジャンプで主戦を張れる画力の持ち主の一つの頭の中にあると言うのが信じられません。
今回の「一つの心臓・一人の人間」ならぬ「一つの頭脳・何百の人生」。
ONE PIECEのことを語る