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浦和レッズのことを語る

もうずいぶん時間が経ってしまったが、何と言うかレッズサポとして、このキーワードに別の何かを書く前に、
レッズサポーターが報道関係者への暴力・傷害行為で逮捕された件」に関して一言触れておく必要があると思った。
ただ今から述べる事は浦和サポーターの「あり方」に関しての根源的な部分となるし、サポの中には大きな反感を抱く人もいるだろう。逡巡したが、書き記すことにする。
 
「浦和レッズ社」は「サポーターは共に戦う仲間である」と位置づけるイメージ戦略をとっている。例えば浦和は弛緩した空気を生まないために敢えてマスコットをピッチ上に出さない
共に「楽しむ」ではなくて「戦う」である。「共に戦う」ことはレッズサポーターの熱さの根源であるし、ひいては数を生む源泉ともなっている。
サッカーの楽しさではなく、「戦った」ことを顧客満足として提供する。「戦った」である以上「戦果」を得なければ人は満足しない。ここが浦和サポの抱える構造的問題だ。
浦和サポーターから事件が起きるのは、「人数が多いからおバカが徒党を組みやすい」と言う面の他に、クラブ自体・サポーター自身の「共に戦う」スタンスも原因として無視できないだろうと思っている。