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サッカーのことを語る

スポーツナビ|チャンピオンズリーグ|モリーニョが再燃させた“倫理論争”
>このような戦い方で勝ち上がるのは、果たして“正当”と言えるのか
>本来のゲームの倫理には反しているという明確なメッセージにもなる。なぜなら、スペクタクルな試合への観客の期待に沿う努力を放棄していることになるからだ。

何かが「悪い」のだとしたら、そう言うルールなのが悪い。嫌ならアウェイゴール2倍ルールを止め、次のようなルールにすればよい。
『勝点が同じ場合は、総得点を「得点した試合数倍」にした値で決める。』
今回の場合3-1、0-1だったので単純な総得点合計3-2でインテルが勝ち抜けたが、この方式ならインテルは「(3+0)x1試合」で値は3。バルセロナは「(1+1)x2試合」で値は4。バルサが勝ち抜けだった。
この方式のメリットは2試合両方で得点を目指すことが最適解である点だ、引篭もりは減る。だが、

>ライバルがその屈強な守備網さえも突き破って攻撃してきたとしたら、観客は別の意味でゲームを楽しむことができるだろう。
>論争は起きたもののインテル自体を批判する意見はそう多くは噴出していない。
このように結論は出ている。どうしても点を取らなければならないチームと、どうしても点を失いたくないチームの戦いと言うのは、単にシチュエーションの一つだし、それを楽しめないのであれば楽しめない奴のサッカー楽しみ力が低い、というだけの話だ。
その力を上げるためにどうするかについて心を砕いても、レベルを合わせて下げるべきじゃない。