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フットボール映画祭のことを語る

今年は都合が合って、ようやくヨコハマ・フットボール映画祭を初めて見てきました。

「サンゴーヨン☆サッカー」
群馬県の例のブラジル人が多い大泉町でのストリートサッカーイベントの映画化、になるのかな?
事前挨拶で監督が「国際交流とか言うばかりじゃない所を描きたいと思った」とか言ってたので、少しドロドロしたところもあり、な展開。役者は殆どが市民で、それゆえどうにも演技がアレで演出としてもコンパクトに出来てなかったので映画としては少々眠気さんが押し寄せる記念作成物的なテイスト。
道路と道路の間にネットを張って間でサッカーとか面白そうなので、それはもっとしっかり見せて欲しかったと思った。大会始まったらみんなで駈け出して終了、的なラストはもったいない。

「DIEMANNSCHAFT」
ドイツ代表版「六月の勝利の歌を忘れない」。ブラジルW杯2016のドキュメンタリー。
「リゾートに来たのか?」って感じのオフ時のリラックスムードと、試合時の戦闘モードの違いが溜まらんですな。
本作品的に4つのコテージで誰と誰が同組であったかは重要らしく、祝勝パレードで入場した代表選手は、そのコテージ組順になってたとのこと。
ノートを使って気付きを共有するコミュニケーションがあった様なんだけど、詳細は語られず。ドイツ語も読めないしね。
でもサッカーは攻守共にデザインが大事ですよ、強いところがデザインしたらさらに強いよな、と。

「ボカ・ジュニアーズ」
なんと本物は3D作品とのこと、「数十万余計にかかるので断念」とは主催者の弁。
2Dでも面白かったです。詳細に記録を取ってるサポーターのお爺さんを狂言回し的に使って歴史を振り返る。
やっぱパレルモ-リケルメっすわー。しかし高原のたの字も出ず、まぁそうよね。
ラ・ボンボネーラの美しさを堪能するだけでも良し。しかしあのスタジアム、アウェイ席ってあるの?

ボカだけが目当てだったんだけど結局一日券買えばよかっただけ見ちゃいました。
ヨコハマ・フットボール映画祭2016は明日まで、ブリリア ショートショートシアターにて開催中です。