ハリルホジッチ監督が、対戦相手の戦術を読んだ上で弱点を突くタイプの監督なのは周知で協会もそこに期待して呼んだはずで、ロシアでどの様な策を練ってくるのかが注目されてたと思うんだけど、今までの結果は(直前の試合も)あくまでテストや煙幕で結果を云々しても仕方がないってのがその筋の見方だったと思う。
その上で、如何に策士と言えどもこの素材ではかなり厳しいのではないかな、っても確かで、協会としてはその策はどの様なのがあるのかヒアリングしたのかどうかは重要だと考える。
何しろこの時点で解任されたら「直前に勝てず見限られた」と言う評価しか残らないので、ハリルホジッチ監督としては勝つ為の思考はあったことは証明したいはず。
もしハリルホジッチ監督があると答えなかったり、納得できる作戦案を提示できなかったのなら解任もありかな、とは思う。
策に対して自信を持てないまま能力に見合わない策を弄するよりも、思い切り良く向いたサッカーをした方がいい可能性もないではない。
まぁしかし、これで数年積み上げたものはチャラになった。徒手空拳でワールドカップに臨まざるを得ない代表。無理に攻めに行ってカウンターで仕留められて「頑張る姿に感動しました」とか言う空虚なメッセージで締められるのが目に浮かぶ。
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