id:sangoaburagiri
映画のことを語る

「サウルの息子」
映画が始まってから しばらくの間は頭の中でどうして?の繰り返し(映画に対してではなく 映画が描かれている世界に対して)
部品(と呼ばれる死体)を片付け掃除をするサウルが 息子を見つけて埋葬するために執着し続けることでぎりぎり正気を保とうとする その過程で殺していた心が垣間みえる
ぎりぎりというかもう超えてしまっていて 生きているのも死んでいくのも地獄
あの子供は サウルの息子だったのだろうか
重く力強い 

「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」
「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」が好きだったので 期待もあったけど期待以上
何度でも生まれ変わって成長できる、豊かにできるということを 押し付けがましさなく感じられた
ドネリーとイヴリンのやりとりや 言葉にしない台詞、ダグラスの祝辞とか良い台詞がたくさんあった
インドの街並みや 地元の人たちの生命力・いろんな意味での逞しさからは元気をもらう
また時間をおいて見たい映画